春に予定日より1日早く、2685gの女の子を出産しました。
予定日近くになっても前駆陣痛やおしるしが全くなく、39wの検診後に焦って散歩やヨガを強化しました。
初産でしたが病院について約5時間のスピード出産で驚き!
この記事では28歳で出産した初産の出産体験を記録として書いていきます。
39w2d:出産前最後の妊婦検診
お腹の位置が下がってきてはいるけど、前駆陣痛やおしるしは全くなし。
妊婦検診でGW明けになっても産まれなければ入院だといわれ、焦りを覚える。
帰宅後から散歩、ヨガで運動を始める。
この日から出産までの5日間は散歩やヨガをほぼ毎日やって(散歩は夫と30分以上、ヨガは1時間ほど)体を動かすようにした。
よく行っていたマタニティヨガはこちら!
YouTuberの整体師リュウさんの【陣痛来い来い体操】の腸腰筋マッサージを念入りに行う。
39w4d:大量のおしるしが出る
朝5時半頃目が覚めてトイレに行くと、おりものシート全体におしるしがついている。
多分おしるし出始めでギリギリおりものシートで足りたけど、心配でナプキンをつける。
陣痛のような痛みは全くないので、朝からパン作りを始める。
無性にパンが食べたくて、前日から次の日の朝はパンを作る!と決めていました(笑)母や親戚からはおしるしあったのに呑気だといわれました…
朝食後再びトイレに行くと、生理1日目くらいのやや多めの出血が出る。
その後徐々に出血はおさまってくるけど、おしるしの出血が想像よりも多くて少し驚く。
39w5d:陣痛が始まる
午前中に軽く子宮がキューッとなる痛みが2回ほどある。
14時頃から1時間に1〜2回くらい軽い痛みを感じるようになり、これが前駆陣痛?と思い始めるもまだ痛みが余裕なこともあり陣痛カウンターは使わず。
16時頃から「やっぱり1時間に2回ほど痛みがある!」と自覚し、まだ痛みが余裕なうちにとシャワーを浴びる。
18時頃から陣痛カウンターを使ってみると、15分間隔で痛みが来ていることが発覚。
痛みはまだ余裕で「もしかしたら出産が近いかも」と思って荷物を再確認したり、お腹の写真を撮ったりする。
出産したら子供と写真を撮りたいとバースプランに書いていたので、眉毛を抜いたりして顔を整える(笑)
19時半頃おしるしの量がまた増えてくる。
20時前くらいから陣痛が7〜8分間隔になる。
仕事中の夫に電話をして帰宅してもらう。
陣痛中約1分間は痛みで手が止まるけど、合間に家事する余裕あり。(おかず作ったり夫のお弁当箱を洗ったりした)
陣痛は10分を切ってるけど生理痛くらいの痛みで病院に電話しようか迷うも、母と夫の助言で病院に電話し、21時半すぎに病院到着。
コロナで立ち合いができないので荷物を看護師さんに預けて夫帰宅。
病衣に着替えて22時頃からノンストレステストと内診をする。
家にいた時より少し痛みが強くなったけど、まだ余裕がある中すでに子宮口4cm開いていてびっくりする。
陣痛が5分間隔になるまでノンストレステストをする。
23時過ぎに陣痛室へ移動。陣痛室に行き始めはまだ余裕があったけど、だんだん痛みが強くなってくる。
水分補給の飲み物を自分で準備をする。
子宮と腰の痛みが強くなる。特に腰がすごく痛くて砕けそうだった。
陣痛の合間に自分で腰をさする。横寝よりも立ってた方が少しマシな気がしてベッドから立つ。
ほんの少し吐き気があってナースコールで嘔吐用のお皿をもらう。
痛みで余裕がなくなり始め、助産師さんにダメもとで無痛分娩を聞いてみるもこの産院ではやっていなかった。(今更)
5分間隔の間にトイレで便を大量に出す。これで分娩準備はバッチリだと思った。
呼吸が徐々にしにくくなり、痛みで静かに声を漏らすようになる。
39w6d:ついに出産!
0時頃、陣痛が5分間隔を切ってるように感じて合間に最後トイレへ行く。
尿が漏れる感覚あって助産師さんを呼び、陣痛室から分娩室へ移動。
内診してみると子宮口7cm。漏れる感覚は尿ではなくおしるしがドロっと出ていたらしい。
陣痛真っ只中以外は静かに息を整えることができるけど、陣痛が来ると声が抑えられなくなる。
パチンと風船が割れるみたいに破水する。
体がいきみはじめるけど、まだ子宮口8.5cmでいきみのがしでお尻あたりを押される。
陣痛の痛みといきみたいのにいきめない感覚がとても苦痛だった。
1時頃、子宮口全開でついにいきんでOK!
いきみ方がいまいち分からず苦戦する。
めっちゃ痛いけどいきみ逃しの時より、いきむ方がマシな気がする。
痛くて声が出て喉が少し痛くなる。
助産師さんがお股を手?でグイグイ広げるのもとても痛かった。
陣痛の合間に助産師さんにいきみ方のコツを聞いて実践。なんとなく赤ちゃんが降りてくる感覚が少しわかる。
1時41分、最後はお股を切られ(多少痛みはあったけど我慢できるレベル)子宮口?を手でめっちゃ広げられてめっちゃくちゃ痛かったけど、産道通ってきて頭のとんがった娘が誕生。
感動して泣くかと思ったけど「終わった…!」という達成感と娘に会えた嬉しさでテンションが上がる。
バースプランで【子供と写真を撮りたい】と書いてあったから、助産師さんが写真を撮ってくれる。
娘を横に寝かせて軽く授乳。
会陰切開と裂けがあったから縫ってもらったけど、麻酔3本使用してもなかなか痛かった。
悪露を出すのにお腹押されるのもなかなか痛かった。
分娩台の上で2時間休んでから部屋に戻って休む。
まとめ:出産は本当に命懸け!痛くても怖くてもなんとかなる
私の場合、病院に着いて5時間のスピード出産だったので産んだ後も体力が残っており、分娩台の上で休んでいる時は初乳を吸わせたり家族にビデオ通話、動画や写真を撮ったりする余裕がありました。
出産したら感動して泣くかな?と思ったけど、お産が終わった達成感と娘に会えた嬉しさでテンションが上がりました。
けど長いお産で疲れていたら、余裕がなくてぐったりしていたと思います。
コロナで立ち合いもできなかったので1人で耐えるしかなく、気を許せる人がいなかったからこそ冷静さを保ちながら出産することができました。
ひどい生理痛もここ数年は薬で抑えていたので、出産の痛みにビクビクしていました。
未知なる痛みはとても怖かったけど、後には引けないしなんとかなる!
出産は命懸け。産んだ直後は「こんな痛み2度と経験したくない」って思ったけど、時間が経つと痛みを忘れるっていうのも本当。
できれば子供は2人欲しいと思っているので、もし次があれば今回のお産の経験を活かせるといいなと思います。